ウィルコムのタイ国際ローミングを試してみた。


異常事態でも大量の基地局と少数のユーザーで驚異の音声通話力を誇り、孫正義が幹部に持たせちゃうほど愛おしい我がウィルコム。高校時代からメイン機としてお世話になっております。サブ機は別にないですが。

PHSの技術というのは日本だけの技術かとお思いかもしれませんが、アジア各国でも普及国はあったりするのです。

日本のPHSでローミングが可能な事業者は

  • 台湾(大衆電信)
  • タイ(true)

の2社みたいです(機種には中国とかベトナムも書いてあったのですが終わっちゃったのでしょうか)。

この度、バンコクに出張に行ってきましたので、国際ローミング、試してきました!

【準備】116番に電話

なにはともあれ、116番で国際ローミングに申し込みます。音声ガイダンスはどれを選んだらわかりませんが、とりあえずオペレータさんにつながればOK。

バンコク滞在の日程を伝えます。あんまり先々の日程だと申し込みできないようでしたが、私は2週前に申し込んで、OKでしたので、とりあえず直前じゃななくて大丈夫です。

オペレータさんから料金の案内や「ローミング先転送」を行うか確認されます。ウィルコムの国際ローミングは基本的に拠点の番号が採番されますが、070番号を拠点番号に転送させる 、というサービスです。まあつまり、070番号に掛けてきちゃうとタイに転送されちゃってお金かかるけどやるかい?という意味。

もろもろ確認が終わると手続き終了。

【驚き】暗号ライトメールが届く

しばらくしますと、勝手に保護設定された暗号ライトメールが届きます。実はこれは本体にローミング設定を行う設定メール。あとはタイに行ってローミングに切り替えるだけです!

 

【忘れてた】メールは別設定が必要です

さあタイ!スワンナプーム!外国の匂い!この蒸し暑さ5年ぶり!

早速ウィルコムの電源を入れ、この感動を伝えようと思いましたが、メール受信しようとすると「加入者じゃない」の表示。そういやオペレータさん言ってたな、なんか設定必要だったっけ。

そんな場合はダイアルアップの設定が必要らしいです。そんなの知らんから結局メール見れませんでした。まあ電話はできるので問題なしですが。

【バンコク】true社PHSなんて持ってるやついるんかい

ローミング先のtrue社は普通のケータイもPHSもケーブルテレビもやってるような、そんな会社。日本で言うとKDDI的な? そんなtrue社のPHSの音質どうよと思いまいしたが、そもそも日本並の基地局無いです。 バンコク市内のオフィス街にいたわけですが、屋内は全然ダメ。4階なのに着信すら怪しい感じ。屋外に出ればまあアンテナ3~5本くらいかな、といった印象。もうバンコクもPHSは過去の遺産化しちゃってるのでしょうか。ウィルコム程の品質は日本以外には真似できないかもしれませんね。

【総括】あんま実用的じゃないっす

ドコモとかソフバンのローミングのほうが使えてたみたいなので、そちら持っている方はそちらのほうがよろしいかと存じます。以上。

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